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子供の早指しが気になる皆さんへ。

 

子供は感覚で捉えることに優れていますので、論理的思考はあまりしないのかなと推測しています。また、好奇心旺盛で、確認をせずに試したいというのが一番の理由だと思います。

 多少の早指しは仕方がないと割り切ってください(笑) とはいえ思考力は大切ですし、身につけてほしいです。僕も指導対局を行っている時、もう少し考えてほしいなと思うことが多々あります。

 

しっかり時間を使えてた時に褒める。

 

勝敗に関係なく、集中してよく考えていたことを褒めてあげて下さい。褒められるのが嫌な人はいませんよね。考えることは良いことだと認識すれば少しずつ変わってきます。また、褒められたいという気持ちが考える原動力に繋がります。具体的に褒めるのが有効です。 

 

僕が指導対局で心がけていること(早指しについて)

 

感想戦で良い手があった場面で考えてもらう→良い手を思いつく→考えたら良い手が指せたね!という流れは意識してます。また、ここちょっと考えてみてくれる?ここは時間使ってたら勝ってたんじゃない?というような疑問文を使うことを心がけています。考えることに楽しさや、充実感を覚えてもらうのが大切だというのが個人的な考えです。 


早指しは決して悪いことではありません。指す手が分からなくなり、パニックで手が止まってしまうよりは良いのではないでしょうか。早指しは頭の回転の早さや自信、決断力、勇気などがあるという見方もできます。経験をつんでいけば、考えるようになっていきますので焦らなくても大丈夫です。 

序盤、中盤をくぐり抜けてやっとの思いでたどり着いた終盤。しかしここで焦ってミスしては水の泡です…ということで終盤のちょっとしたコツを書いていきます。

 相手の金をはがす

(相手の金を盤上から無くす)何といっても玉の守りの中心は金です。作った成駒や銀で積極的にアタックしていきましょう。後は上級者のテクニックですが、金銀の頭に歩を打つことを頭の片隅にいれてほしいです。歩を捨てることにより利きが変わり、守りが薄くなることが多くあります。

王手をしすぎない 

竜で王手をしていたら左辺にいた玉が右辺まできてしまうケースをよく見ます。端に追い込むか上下または左右から挟み撃ちしていきましょう。竜や馬、成駒を玉の周辺に動かしてみて下さい。相手の逃げ道を意識しながら玉を包むイメージをするのがコツです!

少し意識するだけでも勝率は上がります!


初心者の方に多いのが、何を動かせばいいか分からなくなりピタッと指し手が止まってしまうことです。今回は対局中のヒントになることを三つ紹介します。 

 ①飛、角が働いてるか     

②自分の働いてない駒は何か     

③相手の駒はどこを守っているのか


①飛の縦の利きは通っているのか、角の利きは相手の敵陣まで届いているのかを確認しましょう。飛角の前に自分の歩がいたら前に進める、または戦いが起きそうなところに動かすなどです。  

②全く動いてない駒はないか、金銀は玉を守っているのか。もし玉が薄かったり、一人ぼっちでしたら金銀を動かして守りましょう。

③相手の金銀が右に寄っているなと感じたら左に目を向けるなどです。駒落ちのケースでは全体を守るのは難しいので、必ずスキがあります。駒がたくさん利いているところではなく、少ない地点を狙っていきましょう。 指してが分からない時はとりあえず、プラスになりそうな手を指しましょう。

一つ一つの駒の利きを意識することがカギです!

持ち時間を使い切り、30秒将棋になるとドキっとしますよね…今回は秒読みの時の考え方を書いていきます。

 基本的に20秒は考えてもらいたいです。持ち時間がへることはもうありませんので、しっかり考えましょう。特に自分の指した手に対して相手の手にあまり選択肢がない場合は絶対です。(飛先の24歩に同歩みたいな感じ)考えることにより実力はつきますし、何より考えないで指した手が悪手で自分から負けるパターンが少なくありません。負けるにしても実力を出し切り、相手のうまい指し手に負ける方が気持ちも納得ではないでしょうか。 

勝利目前 形勢が勝ちに近づいてきた時は注意が必要です。早く勝ちたいが故に指し手が早くなっていくパターンが多く感じます。早く勝ちたい気持ちは分かるのですが、そこを抑えて読みの確認をしましょう。少しの意識で勝率は変わってきますし、逆転させないのも立派な実力です。

時間攻め 時間攻めをする時は、形勢がかなり悪く、自分の指し手にあまり選択の余地がないときです。その判断はかなりの上級者ではないと厳しいと思いますので、基本的にはお勧めしません。仮に時間攻めをして相手が焦り、逆転できたとしても、そこに成長はあるのかなと個人的には考えてしまいます。本当に強くなりたいと考えてる方には過程を大事にしてほしいです。

しかし勝負を楽しみたい方、ここ一番は勝ちたいという場合は一つの手段だと思います!

 ズバリ詰将棋はやるべきです! 

理由は三つあります。

第一は、読みの訓練になることです。詰将棋には答えがありますので、相手の手もしっかり読む習慣がつきます。第二は、実戦の時に相手玉の詰みを想像できること。詰将棋をある程度こなしていきますと、ん、なんか詰みそうだなという、アンテナが働きます。これは重要なことで、詰みそうだなと思わなければ、詰み筋を考える入り口にもいけないからです。第三は、逆転力です!途中で不利になっても、終盤でチャンスがある!と前向きに考えられるのではないでしょうか。それが辛抱につながり、逆転できる確率が高くなります。 

どうすれば続けられるか 

3問でも、1問でもいいので毎日やると決めることだと思います。最初は問題数が少なくてもいいです。難しかったら答えを見て全然構いません。ただし一つ、答えを見る前に自分の実力を出し切ること。そうすれば答えを見たときに感動して、記憶に定着もしやすくなります。本当に疲れている時は、普段は五手詰だけど、今日は三手詰というのもいいのではないでしょうか。習慣になりはじめれば、あと一歩です。繰り返しになりますが、大切なのは毎日継続することです!  

将棋の強くなる方法 やはりこれが一番多い質問です。皆さん本当に熱心で、こういう質問をしてもらうたびに嬉しく思います。実力によって変わってくると思いますが、共通していることは「毎日継続できることをする」ではないでしょうか。なのであまり自分を追い込まず、自分のできる範囲で十分だと思います。詰将棋を一日一問解くというのでも立派ですし、一日に一局は指すというのも立派です。もしくは将棋の動画を見るでもいいです。自分にあった方法を見つけられれば楽しくなり、継続ができると思います。比べるべきは過去の自分です。昨日より今日と日々成長できればいいのではないでしょうか。僕は少しでもいいので、毎日継続することが一番大切だと考えています。


 前述したことが本心なのですが、本当に強くなりたいんです!という方には実戦がお勧めです。もちろん、詰将棋、次の一手、棋譜並べ…やることにこしたことはないのですが、そんなに時間はとれませんよね。実戦ですと、一応詰将棋の要素も入ってきますので効率、バランスよく学べます。(なので観戦もなかなか、いい勉強になりますね。)そして、局数を多くした方がいいのではと個人的に思います。持ち時間を長くして、考えるのも勉強になりますが、自己完結が多いという見方もできます。三段~六段の方みたいに強く、自分の基盤があれば別ですが、級位者の方は色々な局面を経験するという意味で局数重視をお勧めします。